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3年生スタジオ前期課題オープンジュリー

学生作品授業紹介

スタジオ設計課題でも遠隔授業が続いていました。その最終ジュリーも遠隔で実施しました。

60名以上で開始。参加者が発表される図面を手元で見ることができる点は、遠隔のメリットです。

「素材と建築ー地域の素材でつくられた建築」川上スタジオ。

立川君の作品。

フレームと膜素材のジョイントをいかに美しくデザインできるか、指摘されました。

「曖昧な境界 -結節点としてのバザールー」では、杉山さんのランダムな壁の提案。新井スタジオ。

空間に動きをつくることで、人々の行動を誘発するねらいです。

阿戸さんは、空間の大きさと配置をずらすアイデア。

機能と床レベルの整合性を周到にデザインした力作です。

敷地は共通で、京都市内の街中です。

北角さんは、環境に閉じつつ開くアイデア。

さまざまな特徴を持つ空間が準備されていて、楽しい空間体験ができそうです。

「街のオペレーション」と題した、閉じる・開くという街への操作による新たな街の風景、視点が生まれることを期待する課題です。高松スタジオ。

石井君は、メガストラクチャーを提案。

建築を浮かせて足元の大地に緑を取り戻す。超壮大な都市デザインの提案です。

「足元(現実)を見ましょう」、との辛口のアドバイスを受けました。

インテリアデザインの葉山スタジオ課題は「引き籠りの住まい」。AFTER COVIDを見据えた、新しい住宅の在り方を探ります。

ピアノを主人公にした、オウさんの作品。

インテリアデザインとして、使う材料、照明器具、家具なども決めています。

楽しんでデザインしていることがわかります。

岸川スタジオは、空間が発生する「種」を見つけ、その「種」を育てて居場所をつくる課題。

清水君は、クモの巣から。

メンブレン工法に発展させました。

模型での検証。

そして、

建築まで持って行った力作でした。

長里さんは、バラの花びらからスタート。

スタディ模型。

とても魅力的で新しい空間をつくってくれた力作です。

講評の中で紹介された、海外のサイト。

https://theverymany.com/project-gallery

ICD/ITKE Research Pavilion 2013-14

海外の最新建築情報を、同時に教員と学生が共有している環境は、セイカ建築の特徴です。

 

遠隔授業で今までのように十分に教員とコミュニケートできていない、限られた環境でしたが、各スタジオ共に新しい建築を模索できたことを嬉しく思います。

 

posted date 2020.08.13
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