学生作品授業紹介
6月6日木曜日は、2年生の設計基礎3の第1課題の講評会でした。
課題は「京都三条デザインハウス」。三条河原の傍らに、デザイナーが住みながらデザインを通して観光客や地元の人々と交流する施設を設計する課題です。
与えられたプログラムに加えて、それぞれが機能や場所を足してよい設定で、構想やコンセプトから考える必要があります。社会性や敷地環境を読み解きながら、建築を通してその場所をより良くし活性化することに取り組みました。
こちらは「あそび」ということに着目し、計画の中心にそれぞれの空間を繋ぐ「あそび場」を提案した作品。
建築を曲面を使って構築し、緩やかにつながる新しい空間を提案した作品。CGレンダリングを映像でプレゼンテーションし、空間や場所の繋がりを表現しています。
考え抜いた場所の在り方から、新しい建築のつくり方の模索にまで発展させた案も見られました。
ゲストジュアラーは建築家の奥野八十八さんでした。学生たちは、鋭い指摘と共に嬉しい励ましの言葉を頂きました。とても勉強になった講評会でした。
2年生最初の課題、まだまだ学ぶことはたくさんありますが、気持ちや思いのこもった力作ぞろいでした。今後のさらなる成長に期待したいです。