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フランス建築視察ツアー

特集

2018年度の海外建築視察の第二弾。今年は夏のフィンランドに続き2回の開催となりました。2月27日から3月8日までの10日間。

マルセイユに1泊した翌日。レンタカーで2時間。

ルトロネ修道院へ。

シンプルで重い、静溢な空間。

華美なゴシック、バロックの真逆にある空間を学生はどう感じたでしょう。

マルセイユのユニテ・ダビダシオン。日本語で案内してもらいました。

住居内部を見学。

共用部分。お店も健在に営業してます。

建築の土地を大地に返すためのピロティ。柱が2つに分かれているのは、内部がパイプスペースになっているからです。

リヨンに戻ってから、ロンシャンへ。

学内でのいろいろな授業でさんざん紹介されてきた空間に実際に身をおきました。

そして、フィルミニへ。

外壁の汚れは仕方ないです。

この内部空間のためには。

のどかな牧草地をあるくこと30分。

ラ・トゥーレット修道院。

身震いするほど、素晴らしい建築です。

礼拝室で感動する教員たち。いろいろな空間の話をするのを、後ろで学生達が聞いていました。

宿泊したので、個室のドアには個人の名前プレートでお迎え。

ちょうど良いせまさと、荒い仕上が印象的。

リヨン駅前の車止めはこどものベンチも兼ねたもの。デザインされています。

パリに着いて、最初はフォンダシオン・ルイ・ヴィトン。フランク・O・ゲーリー設計。

黄色の外部通路。

バーナード・チュミ設計のラビレット公園の横には、

ジャン・ヌーベル設計の、フィルハーモニー・ド・パリ。

ものすごい迫力を持っています。完全にアートです。

ヴィトン美術館のデザインよりも、デザインへの執念がすさまじい。

廊下のテーマは雲。無数に吊り下げられたアルミ板がうねる空間。

ホールは可動式音響反射板が、これも雲のように浮かんでいます。

外装パネルのテーマは「鳥」

エッシャーしてます。

提携している、パリ・マラケ国立建築大学を訪問

2月までセイカ建築に留学していた学生、4月から留学してくるフランス学生も同席。

作品レベルを確認しています。

サヴォア邸。

 

その他には、オルセー美術館、ケ・プランリー美術館、ルーブル美術館、アラブ世界文化センター、カルティエ美術財団、プランクーシ美術館、ポンピドーセンター、ブラジル学生会館、ルーブル美術館ランス別館、メッツのポンピドー美術館、、、

などなどを視察し、無事に帰国しました。参加した10名の学生達には、今回の経験を生かした活動を期待しています。

 

10日間、おつかれさまでした。

 

 

毎晩の夕飯は、基本的には「自炊」です。

 

posted date 2019.03.10
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