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セイカ建築39年目の実験

特集学生作品授業紹介

今年も昨年に引き続き、卒業生による、建築指導+進路指導ワークショップを実施しました。写真は、授業開始直前に当日の教育作戦を練る卒業生たち。

と、その活気ある様子を喜んで見ているだけの葉山。

 

 

今回の4日の初日は課題説明を客員教授の3名から。

進藤強さん、横川正紀さん、山本浩三さん。

それぞれの立場から建築の定義を説明しています。

建築は、広い。

グループごとの議論に教員も入り、提案を固めていきます。

議論⇒発表+講評⇒議論、、、と続きます。

25日の最終日には、11名の卒業生が日本各地から参加してくれました。

卒業生たちの仕事の内容は、建築設計に限らないで、バラバラです。

 

卒業生たちが、総じて言うには、

「セイカで建築を勉強したことが、今の基礎になっている。」

「社会に出る時には、仕事内容、報酬、勤務地などなど考えるが、大事なことは、その仕事を笑顔でできるかどうか。」

などなど。。。

 

最終的な作品を紹介します。

最優秀は、「ゆば屋さん」。京都のゆば匠さんへの提案でした。偶然にもそのお店の社長さんも参加してくれていました!(セイカ建築卒業生だったから)

ゆばを乾燥させる骨組みの構成の美しさが評価されました。

優秀賞は、「ふろしきやさん」

特別賞(=セイカ建築っぽいで賞)は、コムデギャルソン。

街中に、ランウェイを通してハレの場を持ち込む提案です。

グループに分かれて制作した提案は、どれも4週間作品とは思えない、レベルの高いものでした。

 

 

自分の母校の後輩は、自分と同じことを同じ場所で同じ教員から学んでいるはずなので、昔の自分を励ますようで、意見を言いやすい面もあるでしょう。

集まってくれた卒業生たちには、「後輩への愛。母校への愛」があるので当然かもしれませんが、会場には常に全体のオーラとして、笑顔と愛が満ち満ちていました。

 

卒業生、在学生が一緒に学びあう「建築家の学校」。

創立39年目の実験・検証も、大きな成果を得ることができました。

 

今回、大学に来ることができなかった卒業生のみなさんも、普段から応援してくれていること、見守ってもらっていることは、重々に知っていて感じています。

引き続きの応援をよろしくお願いします。

 

卒業生のみなさん、これからもセイカ建築をよろしく。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

3日目のメンバー。他の授業で抜けている学生もいますが、参加したのは、3年生全員と大学院1年生全員。

posted date 2025.04.27
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