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卒業制作 2024

特集学生作品授業紹介

2024年度 卒業制作展覧会です。

最優秀賞と、学長奨励賞を受賞した、和田純さんの作品

能登半島災害で被災した、おじいさんの家のプロジェクト。

無理に人工的な修復をしない。なるようになる。物が動いてそうなった場所で、なるがままに暮らす。隙間風も気にしない。

新しいライフスタイル、人間と建築の関係、人間と自然の関係の提案です。

優秀賞の荒木玲乃さんの作品。

五感に障害がある人が快適に暮らすことのできる空間を求めて。

音、光、風、振動、においなど見えない物質との共存。

同じく優秀賞の塩崎真波さんの吹田市役所。

 

緻密な設計作業の成果です。文化施設や公園も同時に設計。

作業量には脱帽しました。彼は4月からは、アメリカNYに行きます。

オープンジュリーで、ゲスト賞を受賞した、丸山快さん。

今年のオープンジュリーのゲストは、建築家の津川恵理さんでした。

近代都市計画の産物である、児童公園への提案。

さまざまな外部空間への提案内容で、人々の集う「場」を生み出しています。

建築ではなく、畑の中にフォリーを提案した、谷明華さん。

実物も。

四季の田園風景のドロ-イングは、暮らしと農業が近い新しい世界のイメージを広げてくれます。

 

恒例になった、来訪者によるアンケート結果です。

1000名に近い投票をいただきました。

みなさんに丁寧に見ていただき、深く感謝しています。

 

今年の卒業制作のレベルも、例年と同様のレベルだったでしょうか。

あいかわらず、建築に限らないで、社会に対するさまざまなアイデアを考えて、具体的な提案に落とし込んで表現していました。

1:1の実物作品があることにも、セイカ建築らしさを感じました。

 

みなさん、おつかれさまでした。

 

 

これからは卒業生として、セイカ建築を背負って生きてください。

posted date 2025.02.25
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