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1年生 集合住宅の発表会

学生作品授業紹介その他

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1年生後期最初の設計課題は、「集まって住む」。1グループ5人で、各自が考える理想の住まいを、1つの敷地でデザインするという内容です。

 

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後期の設計では、コミュニケーションを英語で行います。担当教員は葉山とエスター・ツォイ先生の2名。ということで、グループからの発表は英語で。コメントも英語で、質問への返答も英語で。もちろん、完璧にはいきませんが。英語に日々慣れることが大切、というセイカ建築の方針です。

 

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課題の意図は、住まいを考えること、集合する意味を考えること、そして、一番大切なことは、グループで考え、案をまとめ、作業分担をし、協力して建築をデザインすること。

 

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その期待に見事にこたえた素晴らしい作品ができました。カラフルな試行錯誤の後が残るブロック模型。

 

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コンセプトは、各住戸をつなぐ外部空間の「庭空間」。5住戸すべて平面図が完成しています。立体パズルのように各住戸は入り組んでいますが、内部空間は住まいとして破綻していません。まだ、1年生なのに。

 

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造形センスもあり、面白い建築です。ブロック模型で、かなりさまざまな構成を考えた、とのこと。

 

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窓などの開口部もしっかり考えられています。

 

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 高知にあるセルフビルドでつくられた、沢田マンションを思い出しました。

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この模型はすべて、内部も作りこまれています。吹抜けがあったり、水廻りがコンパクトに納められていたりと、綿密に考え抜かれていて驚きます。

1週間という短い時間の中で、よくここまで精度を上げてくれたものだと、心から感心しました。

学生は「2晩寝ていない」、とか、「模型作りながら寝てた」とか、建築家の卵らしい、嬉しい言葉を言っていました。

これから先が楽しみです。次課題は、同じ敷地で今度は各自が考える 「集まって住む」です。

(HA)

 

posted date 2014.10.03
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