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一坪茶室プロジェクト ー その2

学生作品授業紹介

一坪茶室が設置される、精華町を視察しました。

 

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板塀が残る街並み。

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設置される場所は、けいはんな記念公園。

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日本の棚田の風景を再現しています。

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一方では人工的な構築物も。

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外部でも使用し、内部でも使用するということで、内部での設置場所を確認。

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視察の2週間後に、役場でのプレゼンテーション。

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格子スクリーン案。可動式で縦格子や障子、色の入ったアクリル板で空間をつくるアイデア。

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可変的であることがポイント。風圧等の懸念が出されました。

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「 」 とタイトルされた、L字型のスクリーン案。

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側面は、板と土。街の風景を取り込んでいます。土の荷重の懸念が出されました。

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「コンタ」というタイトルの積層案。

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イチゴ(町の名産物)を切り取ったフォルムの中の凹凸は腰かけたり、もたれたりすることができます。包まれ感は抜群。

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抽象化。イチゴをパターン化しました。一方の和紙には、町の花に指定されている「バラ」を抽象化して表現しています。

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光。縄を押し開いて入ります。

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内部では、天井からの光。そして、縄のすきまからこぼれ出る光。

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イチゴの中。見たこともない茶室になりました。

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それぞれの案に意見をいただき、再度デザインします。

屋外での使用を前提としながら、分解して運び、内部空間でも使用。日本庭園にふさわしい外観。精華町の持つ新しさを求める姿勢と特産物(イチゴ、スウィーツ)の表現。

これらの相反するような諸条件を満たすデザイン案が期待されています。

一番のハードルは、1:1で実際に制作し、数年間は設置され、使用されることです。

 

難易度が高いデザイン課題であることは確かですが、セイカ建築学生であれば、なんとかしてくれることでしょう。

 

posted date 2017.06.19
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