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2次元から3次元へ

授業紹介

1年生前期の第2設計課題は、紙を使って「動物」を造形します。平面から立体へ、切る、折る、差し込むなどの手作業を通して、立体的な造形をつくるトレーニング。

1

今年も面白い作品が生れています。

山本君は、4種類の四角形の紙片を組み合わせた「ネコ」を制作。

2

ビットが3次元空間を構成しているようで、イメージ喚起力を持つ作品。このまま建築の構造としても成立することでしょう。

3

田中光樹君は、「コブラ」を制作。相似形の紙を構成してつないで表現。コブラの形態の特徴がよく表れています。

P1070023 - コピー

5

この1枚の紙は、何に生まれ変わるでしょうか?

4

折って、差し込むだけで、「ネズミ」です。高橋那知君の作品。この高い作品レベルを生み出すためには、かなりの時間を使ってスタディしたはずです。6

この紙から何が生まれるかは、絶対に想像できませんでした。

7

「ふくろう」です。細いテープ状の紙を編み込んで自立する3次元造形を制作。芳原和佳奈さんの作品。「ネズミ」と同様に、作品の完成レベルは高いです。両作品ともに、市販してもいいような可能性を持っています。

 

ここ数年は、この課題を続けています。建築の図面が描けるようになった現段階からは、いよいよ建築デザインが始まります。それまでに行った、第1課題の照明器具デザインとこの課題をあわせて、これからさらに高度になっていくデザイン制作の足掛かりになることでしょう。(H)

 

posted date 2016.05.20
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