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2年生 後期オープンジュリー

学生作品授業紹介

2年生後期オープンジュリーは、ゲストに日建設計の建築家、矢野雅規さんを迎えて行いました。

第一課題の優秀賞は、高松亮介さん、武内美南さんの2名に。

「鳥の巣」なのだから、人間のための展望台にしなくても良い。との評価。

構造と塔の「透け」が魅力です。

武内さんは、「反骨の塔」。 都市に内包される人間の身体を支えている骨盤から発想。

「目に見えない身体の内部が姿を変えて塔として都市に出現し、異様な風景が発生する」

絶対に、異様な風景でしょう。

その他にも、個性的な塔が出現しました。

 

 

さて、第2課題は、「建築の多様性と対立性 建築を内部からデザインする」

京都駅前の敷地に、どのような建築があれば、人々が集まる魅力的な場所になるか。

グループで考えて提案する課題です。第1課題の「建築の芸術性 建築を外部からデザインする」の逆ベクトルのデザインを思考します。

最優秀賞は、グループ3の立体庭園。

通常のビルの発想ではありません。内部空間を経験してみたいと思わせます。

優秀賞は、グル-プ4。立体的で読書空間が錯綜する図書館です。

内部のユニット例。本棚と居場所が錯綜しています。

しっかりと図面、各階平面図も描かれていますが、正しいのかどうか。

分析に1週間かかるでしょう。

ゲスト特別賞。グループ2。

アリの巣と、日本の座敷、縁側など、空間構成コンセプトを混在させた提案。

とても面白いと思います。

 

長時間にわたった講評会、ゲストの矢野さん、ありがとうございました。

 

さて、これで2年生も終わり、4月からは3年生。スタジオ活動の始まりです。

今まで学んだことを、応用して建築を楽しんでいきましょう!

 

 

posted date 2025.01.30
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