お知らせ

back
建築の芸術性

学生作品授業紹介

「建築の芸術性ー京都の第三の塔、あるいはランドスケープとしての建築」

2年生の後期の初めの設計課題です。

経済性や機能性の意味をはぎ取って、新しい風景をつくることは可能か。

今までの設計課題とは、まったく異なるアプローチから建築を想像し創造します。

ジュリ-のゲストに迎えたのは、アメリカ帰りの建築家の山田健太郎さんです。

細胞や血管をイメージしたのは、青木君。

有機的なラインの密度はさらにあがった塔になる予定です。

とても美しいドローイングを描いたのは、オンシガン君。

エカテリーナさんは、構築的な塔。ただし、ジョイント部分は有機的です。

都市公園として提案された、金君の作品。

と、ドローイング。2次元と3次元のイメージが交錯します。

細い線材をひたすらつなげた塔は高松君。

構造材のあやうさが新しいかも。

その内部空間。

骨盤を組みあげたのは、武内さん。

CGでも表現。

構成が洗練されているハンカジュンさんの塔。

ボックスと四角面を組み合わせた、マキヒ君作品。

幼虫イメージを変形させつつ重ね続けた、サイイリンさん作品。

見たことない建築です。

 

今年、初めての課題内容でした。

機能、内部空間構成を超えて(ひとまず置いておいて)、どこまで自由に建築形態の発想ができるか。

学生にとって、いままで設計で習ってきたことを否定するような設計課題。

=セイカ建築学科 でしか行われない設計課題。

 

課題の主旨が、今はわからなかったとしても、いつかは理解してもらえるはずだと信じています。

 

教員一同は。

途中で学生たちに見せた、教員制作の参考作品。

posted date 2024.12.03
関連記事

twitter