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国際建築ワークショップ

授業紹介

始まってしまいました。

 

この2年間、コロナで実施することのできなかった、国際交流建築ワークショップ。

今年度のセイカ建築の客員教授、ドイツ在住の建築家 ペーター・ルーゲ教授率いる、デッサウにある、かの有名な「バウハウス」のアンハルト大学大学院建築専攻学生80名との合同建築ワークショップです。

セイカの2年生、3年生、大学院生の約80名が、学年を超えた混成グループをつくり、まず最初に自己紹介などのミーティング。盛り上がっていました。

 

その後に、

ペーター先生から、設計課題内容の説明講義を受けました。普段の授業とは違って、言葉を逃がさないで話を理解しようという、静寂の中、緊張感の時間でした。

日常の学内では「楽にしている」学生たちが、すごく緊張している様子を見るのは結構楽しいものです。

よし、よし。と思います。

 

100分間。通訳なし。静けさの中で。

ペーター先生は、一見、怖そうですが、実は若者思いの、とても優しい建築家です。30年前までは、京都で建築設計の仕事をされていました。セイカ建築卒業生の2名も、ペーターさんを頼ってベルリンに行き、永住し、いまでもベルリンで建築しています。

 

さて、80名の学生達それぞれが、今日受けた講義の内容をどこまで理解できて、来週のチェックまでに準備して、デッサウの大学院生に交じって英語で発表をすることができるのか。

 

今回のワークショップ期間は、1ケ月。最終発表は2月4日です。

この間の授業は、ZOOMとMIROを使った英語使用の遠隔での授業です。

 

とてもとても心配ですが、教員は見守っているだけです。

学内で学年を超えて建築の話で交流しながら、学外、しかも海外の学生たちとも交流する、「学内留学」の環境です。

 

35年間、セイカ建築が行ってきた事なので、今年もできるはずです。

 

たぶん。。。

 

ちなみに、数年前にバウハウスとセイカ建築が共同で主催し、現地に参加したワークショップはこちら。

ドイツ バウハウス・ワークショップ 2014 -2 | 京都精華大学 デザイン学部 建築学科 (kyoto-seika.ac.jp)

 

 

posted date 2022.01.08
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