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材料演習2019後期作品

学生作品

1月29日に材料演習の発表会をしました。40×30×4000の角材を使わなければならないという制約がある中、各人よく考え込まれたデザインで個性的な椅子が多く出来上がりました。

同じ形のモチーフを繋げ高低差や流れを出した美しい椅子。

王様の椅子。座面と背面の角度が鋭角ですが座ってみると意外と心地よいです。

まるで浮いているかの様に見えます。

もはや寝転んでいます。椅子を超えた使い方が面白いです。

背中合わせで座りまるでしーそーのようにゆらゆら揺れます。遊び心のある椅子です。

運動会に持っていく椅子。肘掛けを三脚代わりにして手ぶれを抑えます。この椅子が一番どこで誰がどう使うかがよく考えられていました。

ジャングルジムのように人が集まってきます。どんな置き方でも工夫してどこでも座れたり登ったりすることもできます。

きれいな三角が繋がっています。角度を変えると高さが変わります。

 

シンプルながら色んな座り方が出来る椅子です。

どれも二つとない椅子ばかりです。製作時間があまり無かった中、怪我もなく無事完成させることができてうれしく思います。1:1を作る難しさと楽しさを学べる授業でした。

 

「自分で使うものを自分でつくること」

これからの人材に求められる、生きていく力です。

 

ひと昔前の職人さんたちには、あたりまえだったことですが、この150年間で経済に偏りすぎました。面倒なことを捨てすぎました。

面倒なことの中には、お金では買う事のできないことが実はたくさんありました。

 

自然な考え方や生き方に戻りたいものです。

 

posted date 2020.01.30
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