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移動ミュージアム

特集学生作品授業紹介

建築模型写真のように見えます。

 

3年生 葉山スタジオ前期第3課題は、「移動ミュージアム」。

NHK放送局からの依頼で、やまなみ工房で制作されたアート作品を展示販売するための「新しい屋台デザイン」がテーマでした。

 

大きなお題は「ダイバーシティ+アート」だったので、ダイバーシティを大学方針に掲げるセイカ大学で取り組まないわけにはいかないテーマです。

デザイン期間は、学期末のわずか2週間。

はじめに個人が考えたアイデアを発表して、ディスカッションの中で、最終案をしぼっていきます。グループ作業では、分裂したり、メンバーが減っていったりすることがままありますが、今回は(も)大丈夫です。

CGで検討したり、

骨組み模型を作成して全体のバランスを考えたり、

ユニットの構成を考えたりして、

1:1の基本ユニット部分のモックアップまで行きました。

この後、お盆休みをはさんで、制作に入りました。制作期間は10日間。

当初予定の1週間を越えましたが、試行錯誤しながら作品のクオリティを上げることができました。

制作作業への参加学生は8名で、作業分担してつくります。ひたすらです。

夏季休暇に入っているので、成績は関係ありません。

「つくりたい学生」だけでの制作です。

自動車修理工場かと思いました。

形が見えてきた時点で、やまなみ工房へ持ち込んで、実際に使用するシミュレーションを行い、改善すべき点を拾い出します。

展示物の固定、落下防止、展示台の高さ修正、ユニットの固定方法などなど、多くの問題点が出されて、学生たちの頭を悩まします。

 

マイクとカメラが回っているのは、今回の移動ミュージアム制作過程は、ドキュメンタリー番組として編集されて、後日放映されるからです。

制作過程では映像記録を取るために、毎週セイカ大学に来ていただいていました。ありがとうございました。

本日、完成しました。

250角のユニットを組んだ可変する展示台。全体の大きさは750×1250×高さ1000です。

箱になっているのは収納機能。

覗き込んで撮影する学生達。

 

そこには、

建築空間がありました。

基本形から、いくつかのユニットを動かします。組み合わせは無限にありますが、場所と展示販売するモノによって組み合わせが決まります。

このバージョンでは、2000×1750×高さ1500まで広がっています。

各ユニットの固定は棒を差し込むだけです。

収納は、引き出しと開き戸で。

構造体に天板、棚板、背板をはめます。はめ込みの簡単な作業なので楽しみながら行う事が可能です。

やはり、建築に見えます。1:10の模型だとしたら階高2500なので、人間が住むスケールです。

後ろ姿も魅力的です。自分たちが生み出した「子ども」なので、多少のひいき目はあるでしょうが。

ベースの固定部分はこれだけで、

すべてのパーツはこれだけです。可動部分は10個。

各15枚の背板、棚板、そして天板の上にあるのが、パーツを固定するための差し込みの棒。

やまなみ工房からの要望で、急遽制作した落下防止のアクリル板。これもはめ込み式です。

完成を見届けた橋本君、佐々木さん、福岡君の学生3名と、竹下さん、松本さん、そして1人とんで、島崎さん。

 

明日引き渡し、明後日から市内のあちこちで実際にやまなみ工房さまに使っていただきます。

自分たちの手を離れることには寂しい感もありますが、実際にどのように使われていくのか楽しみでもあります。

 

やまなみ工房さまからは、これからも引き続き関係を持ってこの移動ミュージアムに関わって欲しいという嬉しい言葉をいただいているので、生みの親として見守っていきたいと思います。

 

デザインと制作に関わった学生たち、教職員のみなさん、短い時間の中でありがとうございました。おつかれさまでした。

間に合って良かったです。まあ、仕事は間に合わせなければならないものですが。

 

しかし、実際に市販したくなるくらいの、いい仕事になったと思います。

 

 

生みの親の「親バカ」かもしれませんが。。。

 

posted date 2019.08.22
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