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3年生 オープンジュリー

学生作品

3年生後期のオープンジュリー。例によって、学生が企画運営するイベントです。

午前中に全員の展示がなされ、その中から選考された15人が発表しました。

ゲストジュアラーは、客員教授の高松伸先生と、来年度から大学院を指導いただく建築家の田中郁恵さん。学科の教員達もこの日は13名ほどが参加。

高松賞を受賞した、稲垣君。A1パネル10枚の力作です。京都駅南に「新しいスラム街」をデザインしました。

透明で清潔で美しいスラム街。見てみたいものです。

田中賞に選ばれたのは、山根さん。万博記念公園に出会いのメガストラクチャー橋を架けました。

不思議なアクソメドローイング。人々が出会い交流している風景を描写しました。

竹中君は、現在学内で設計が進んでいる、新博物館棟の「インテリアデザイン」を提案しました。

水をイメージしたインテリア空間。素材の表現がされていなかった点が残念です。

最後の全体講評で、高松先生が言われたこと。

 

1.建物と建築は違う。君たちは建築を設計している。その事を忘れないこと。

2.建築の作法がなっていない。つまり、図面での表現(手描き)が足りない。

一番大事な断面図がないことはあり得ない。

3.残念なのは、美大らしい、圧倒的な力を持つ、ひれ伏すような力を持つ作品がなかったこと。

 

そのとおりです。

 

今後の指導を徹底しなければ。と、教員一同決意を新たにしました。

 

終了後は夕食に誘っていただき、その席でも学生達は薫陶を受けました。

 

ジュリーに参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

posted date 2020.01.21
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