学生作品授業紹介

１年生の第２課題は、紙を加工して3次元の動物をつくります。単にリアルに再現するのではなく、特長をとらえたデフォルメが求められます。イメージやかたちの単純化や、置換することによって、強度を持つ表現を追求することが制作のねらいです。

嘉指君制作のハリネズミ。ハリをデフォルメしました。

犬井君は、竜宮の使い。こんな魚がいるんですね。

山根君のワニ。

空間を持っています。

山本君のサメ。バランスよくできました。

上垣さんのキンギョ。紙２枚を使いました。

赤紙と

トレーシングペーパー。驚くことに、１枚を使い切っていました。最優秀賞を受賞。

瀬戸さんも金魚。

浅野君のカメレオン

大森さんの、ウミガメ。

最後は池田さんの、ニワトリ。羽の感じも表現しました。

１年生のこの時期は、製図やＣＡＤを習い始めたばかりなので、一方では建築設計というよりも造形的なトレーニングをしています。ただし、この2次元から3次元空間、形態を生み出す訓練は、確実に建築デザインにつながっていきます。

これからは前期の最終課題に入ります。