授業紹介

建築の保存再生の課題に取り組む学生たちを引率して、長浜市の「黒壁スクエア」を視察。車で片道2時間かかりました。

かつての銀行は情報センターとショップに生まれ変わっています。

思い起こせば、以前ここに来たのは20年前。この建物は変わっていません。

20年間で、景観に配慮した外観として修復された建物が増えています。

バッタリ床几や蔀戸も美しく保たれています。

舟入。かつては、水路が大事な物資輸送を担っていたことがうかがえます。

木造建築が用途に合わせて補強された事例として、学生たちは感心して見学しました。

とはいえ、デザインされた小物にも興味深々な女子学生たち。「空間を見なさい」と、何度伝えたことでしょう。

お店のロゴマークと補強金物がうまくデザインされています。これは市販されていない、との事。

決して、単なる観光旅行ではなく、あくまでも、街づくりと建物の保存再生の勉強でした。