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1年生の考えた集合住宅

学生作品授業紹介

1年生後期の第一課題は集合住宅。家族構成の異なる7世帯と地域に開かれた機能を持つ建築です。この課題は、毎週のエスキスチェックや最終プレゼンテーションは英語で行います。僕はグローバル社会とは、まずは、日本を知ることだと思っていますが、他国の人達とコミュニケートするためには英語は不可欠なので。

ゲストに来ていただいたのは、グンタ・ニチケ先生。かつてのセイカ建築の先生です。

この課題は、「人間関係と空間相互のプログラムを解く」ことがねらいです。設計条件は、

1.地域に開くこと。複数世帯は、店舗・事務所を併設している。住居部分、店舗事務所部分の大きさは各自で想定する。

2.以下の住民のための集合住宅(賃貸)とする。

A: 80歳 女性 計:1人

B: 60歳 女性:保育所(園児5人)、5歳 男性 計:2人(+5人)

C: 55歳 男性、30歳 女性 :手作り小物ショップ、10歳 男性、8歳 男性 計:4人

D: 40歳 男性 :学習塾(生徒12人)、35歳 女性、5歳 女性 計:3人(+12人)

E: 34歳 男性 :建築設計事務所(通いスタッフ3人)、30歳 女性 1人、2歳 男性  計:3人(+3人)

F: 31歳 女性、30歳 女性、3歳 女性 計:3人

G: 20歳 男性、20歳 男性、19歳 男性、19歳 男性 計:4人

以上 7世帯 20人 (+20人)

という、1年生が行う建築設計としては、かなり高度に設定されています。しかし、毎年、苦悩しながらも面白い作品が誕生しているので、楽しみです。

 

http://www.kyoto-seika.ac.jp/design/?p=2853

posted date 2017.01.23
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