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新しい建築の探求 家具~建築

学生作品授業紹介

建築の新しい存在形式はありうるのか。

この問題を探求する主旨で、葉山スタジオ3年生の課題に取り組みました。

内容は、「子どもの非認知能力を育む家具+子どもに経験してほしい建築空間」

山本蓮さんは、「さす」ことをテーマにしました。

フレームに棒状のモノを差し込む。

座る。

潜る。

内部空間。

 

坂本 野土花さんは、「はさむ」をテーマに制作しました。

薄板にモノをはさむことで成立する収納壁。

あちこちに、モノを入れて遊びます。

空地に置かれた、地域の物々交換や遊具置き場。

モノによって形が変わり、光や影が変わる隠れ家的な空間の誕生。

 

窪内尚輝さんは、「寄せ集める」をテーマにして、箱を束ねました。

重力や整然性を考慮しないで、雑然と空間を寄せ集めた構成。

斜めの場所では、モノが動く。すきまにはさむ。

 

チョウ ヤクカさんは、まず3次元曲面の空間を提案。

その1部分を切り出して家具に。

不安定な揺れを遊びます。

 

チン ギョモンさんは、迷路の提案。

家具は、さまざまな形のボックス。はじめは、立方体として組み合わされています。

動かして、積み上げて、乗って。

時間を忘れて、遊んでもらいました。

 

ジョ ヨンスさんは、同じサイズのフレームで構成。

1面が格子(向こうが見える)、板は自由に挟みます。

動かして、

潜り込んで、

登って、

迷路で、ジャングルジムです。

 

井上裕貴さんは、棒の連結で、家具をつくりました。

棒にヒモを通しながら、モノをはさんだりします。

座り込んで。

穴にヒモを通すのは結構難しい。

引っ張って、

丸めて、椅子に。ヒモがゆるいと、不安定です。

 

家具~建築に通底する、「新しい建築空間工法の探求」+「純粋な子ども(大人も)が感じる空間」になりました。

3分間のプロモーションのビデオも作成されました。

多くの人に見ていただきたいと思います。

 

https://www.instagram.com/reel/Cn8i1ewj8Xt/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

posted date 2023.02.07
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