授業紹介その他

大学のご近所、京都府立北稜高校の高校生たちと「ベンチ」をデザインしました。

講義の後、さっそくデザイン案を考え始めます。

デザインのテーマは、「自分と自分の大切な誰か（動物でも良い）が座る場所」です。

アイデアが決まったら、グループで意見交換を行い、盛り上がりました。

その後で、家具図面制作。

さらにその後に、模型制作。90分の枠内でできるのでしょうか。

スチレンペーパーを簡単に直角に切る方法を伝えます。

作り始めます。材料は、スチレンペーパー、紙粘土だけです。

3人の人が向かい合って会話をしながら座ることのできる街中に置かれるベンチです。

溢れた紅茶の部分がクッションになってる遊び心のあるアイデア。カラフルになりそう。

遊園地のアトラクションの近くなどに置く想定です。

座面下の板と背板が傾いてリクライニングチェアになる椅子です。

とても丁寧に制作されています。

中がドーム状になっていて、友達5人くらいで内壁沿いに輪になって座る、かまくらみたいなイメージ。内部ではプラネタリウムのような映像が投影されているベンチ。

中が見えないのが残念ですが、スケッチや図面では、しっかり、内部空間がデザインされていました。

椅子とテーブルが、同じデザイン要素で構成されています。屋根の部分があることで、影ができる、カバンを掛けても良さそうです。

90分の予定が、180分になりました。

3次元でのデザイン表現と、アート表現。２つとも経験してもらいました。

12名のみなさん、おつかれさまでした。