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3年生後期オープンジュリー
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学生作品

1

今年のゲストジュアラーは、建築家の芦澤竜一さん。ゲスト+教員で投票を行い、上位獲得者が発表します。1位は9票を獲得した、上垣さん。

2

下鴨神社に隣接する敷地に建つ、「柱と林のホテル」。可動の床と間仕切り壁で自由自在に空間を生み出すコンセプト。外部空間との関係、屋根がある部分ない部分の関係性、間仕切りシステムなどが指摘されました。広範囲に続く柱は壮観でしょう。

3

2位は瀬戸さん。廊下に囲まれたコテージタイプのホテル。町家の通り庭から発想しました。

4

建物の配置が焦点に。隣家との視線の関係、屋根勾配の向き、自然環境の取り込み方などへのアドバイスを受けました。平面図は美しい案です。

5

唐木さんは、キタオウジビブレの建築をリノベーションし、農園と住宅に変える提案。街の中に農村をつくる。内部に光が入ることを考えながらの減築です。エミリオ・アンバースを思い出させる楽しい案です。

6

面白い模型を作ったのは、向出さん。屋根がテーマです。

7

屋根であり、フロアーでもある板の上に機能が展開し、外部から屋根に沿って屋上までも登ることが可能です。

8

設計課題に入る前に、マスターピースを決めて、その画像を加工して新しい風景をつくる課題に取り組みました。このドローイングは五重塔。ビルかマンションのファサード構成ですが、アジアの記憶が残り、新しい不思議さを持っています。

9

イメージを覆すためのいいトレーニングだと思います。

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これは、浅野君の作成した、ファンズワース邸のデフォルメ。

13

重層した奥行を感じる水平面。面白い画像になっています。

10

馬野君のデザインのソファー。積層木材を曲げ加工し、座面はテグス糸です。柔らかな木の表情と、緊張感のある張られたテグスのコントラストが面白い作品。絶対座れないと思って見ていたら、座れました。ただし、体重制限はあります。

11

樹木から発想した本棚は渡邉さん。すべての棚板が水平ではありません。本が滑り落ちないのは、棚板が奥へ傾斜しているから。傾斜角度は実験を重ねた結果、3度の傾きだそうです。

売れそうです。

14

池田さんは、1:5のスケールで住宅をデザインしました。湾曲した壁で空間を仕切っています。

15

隣接する空間同志、重合する空間の関係に特長があります。芦澤竜一賞に選ばれました。

16

唐木さんの住宅は1方向が透明で家の中のありこちを見ることができます。

やはり、1:5の大きさは内部空間を実体験に近い感覚で把握できます。壁やスラブの厚さについての議論がありました。しかし、ディテールにこだわり始めたら、この課題で一番大事な「つくりながら変更しながらデザインする」という事が犠牲になることも事実。空間同士のつながりをエスキスし、自分が中に入りこむことが優先されるべきでしょう。

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パリからの留学生、アンジェリ君のホテルのドローイング。通路部分です。艶のある風景になっています。客室はカプセルホテル。

 

という事で、紹介していない作品含めて、15作品が選ばれて批評を受けました。課題が異なるので、選抜する教員側の眼力が試されます。バラエティのある作品達を見ることができて満足でした。

学生達は1週間後に作品を再提出、学内での展示を行った後、いよいよ最終学年に進みます。

 

posted date 2018.01.26
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