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伝統技術と先端技術

授業紹介

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今年も京都市内の伝統建築を訪問しています。第4回目は、妙喜庵 待庵と、水瀬神宮 燈心亭へ。

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待庵は、ご存じのとおり事前予約が必要ですが、まとめて引率の才門先生が事前に手配されています。待庵は写真撮影禁止なので掲載できません。パンフレットでは、

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日本最古の千利休作と信じうる唯一の現存茶室、国宝茶室です。本物は迫力がありました。

いつまで見ていても飽きることはありません。

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そして、水瀬神宮へ。藁ぶきの茶室です。

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屋根と軒裏意匠の説明を受ける学生達。41

座敷に座った視線の高さから、床の間を拝見。

今回も伝統建築を通して、日本人のこだわりと繊細な精神性を学びました。

 

また、別の日には、国立国会図書館 関西館を見学。これは、「建築設備」の授業の中です。

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完成したのは、2002年。月日が経つのは早いものです。しかしながら、インテリアは今でも美しく保たれています。メンテナンスもなされているでしょうが、もともとのデザインの質が高い建築です。

設計者は、陶器二三雄先生。日本建築学会賞受賞作品。2

総務課の方から、建築の説明を受けます。収蔵能力600万冊。現在増築工事が行われていて、完成したら2000万冊になるそうです。

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自動搬送システムの見学。自動搬送システムは最新の技術でしたが、面白い事に、現在増築している書庫には採用しないそうです。理由を聞いて感心しました。

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閉架書庫。広いので迷子にならないように、暖色系と濃淡でカラーデザインがなされていました。人感センターをつけて電動で動きますが、同じく増築棟では、電動ではなく手動で書架を動かすそうです。理由を聞いて感心しました。

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伝統技術から先端技術まで。

学生達が学ぶべきことは幅広いです。

 

 

posted date 2017.12.09
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