お知らせ

back
1年生 地中博物館

授業紹介

1年生後期の最終設計課題は、「地中博物館」。各自で博物館のテーマを決めて、地下の博物館を設計します。教員10名の投票により、講評を受ける作品を選出。1位に選ばれたのは、菅原さんの「歩く博物館」

1

地上から、「歩く」経路をいかに楽しむことができるか。身体的な感覚を楽しむための博物館をデザインしました。

3

 

 

 

4

同点1位の、瀬戸さんは、「スチーブ・ジョブス博物館」。京都が好きであったとされる、彼のための博物館は、禅庭をイメージからデザインされ、地上のガラス床は、木造の木組みで支えられています。

 

 

 

5

見上げると、迫力ある木組みが天井一杯に広がります。伝統的な建築構法を現代的にアレンジしたデザイン。

 

 

 

 

6

得票数第2位の唐木さんは、温泉博物館。リング状の空間の中を入っていき、空間を楽しんでいきます。

 

10

曲面が水平、垂直に組み合わされて構成された、向出さんの、「蔓(つる)の博物館」。人の動きかたが曲面で誘導されていくので、次々と異なった風景が展開していく、楽しく面白い空間になっています。

 

 

7

 

 

 

 

同点2位の松井さんは、「守られる空間」。動物の骨組みからイメージ構成を行いました。

規則性とランダム性の双方が混在した空間は、確かに、守られた雰囲気の空間です。

 

 

 

8

内田さんの「バタフライ空間」。蝶の羽からイメージした内部空間が広がっています。

 

 

 

9

 

ここまでの入選作はすべて、女子学生。

風船をテーマにした、博物館は、嘉指君。横たわったシリンダー状の空間と水平な空間が融合された変化に富んだ空間を提案しました。

 

今回の課題の主旨は、建築内部のインテリア空間を自分で想像しながら創造し、表現すること。1:50のスケールで大きな模型をつくりながら考えていきました。

これで1年生は、家具から建築まで、ひととおりのデザインの初歩を経験したことになります。2年生からは、さらに規模が大きくなったり、細かなデザイン、より深い想像力を鍛え、学び、創造を続けていきます。大学生になって、まだ1年ですが、来年もしっかり建築と空間を考え、積極的に新しい建築を提案していことを期待してます。

 

 

posted date 2016.02.04
関連記事

twitter