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主人公の家

学生作品授業紹介

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1年生の前期第3課題は、「主人公の家」。ようやく自分で考えた建築を設計しました。1,2年生合同で行われた前期オープンジュリーのゲストは、建築家の玉置順さん。

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10名の教員の投票の結果、10票を集めた瀬戸さんの作品は、「建築家の家」。建築設計事務所とその住まいです。

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川サイドから見る。道路からは中央のアプローチ。事務所は中庭から2階に上がります。

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見せたい風景を切り取るように周到に配置された窓。

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内部の空間性も人の動きもよく考え抜かれています。建築始めて まだ3ケ月なのに。

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7票を集めた、唐木さん。入れ子になったボックスによる構成。

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住まいと店の2つの形態同志が対話しているよう。

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ボックスの隙間はガラスがはめてあり、内部への光の入り方、空間の縦方向の連続性が面白い作品です。


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上垣さんは、「器」を空間として建築に挿入しました。

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断面図の左から、リビング、茶室、ギャラリーの機能を持っています。

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ぬくもりある空間になっています。確かに器は空間そのものです。実際にこのスケールで土で空間をつくると面白いでしょう。

 

33名の内、選考されて発表したのは13名。選ばれた理由は、良い作品ばかりとは限りません。鈴木教授いわく、「オープンジュリーの場は、建築の議論をするための場であり、表彰の場ではない」と断言されました。

ともあれ、1年生にとってメインの課題である建築設計の作業は終了。夏季休暇には前期に取り組んだいくつかの課題を反芻し、場合によっては再度の制作に取り組んでくれることを期待します。

posted date 2015.07.20
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