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2年生 2Q課題 講評会

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こんにちわ。

 

7月26日は、2年生の設計課題の講評会、8月3日はオープンジュリーでした。

 

2年生の課題は、「まちの保育園」という、保育園部門と、まちにひらいた子育て支援部門をもった、複合的なプログラムをもった場所を提案するという、2年生としては難しい課題です。

 

京都精華大学建築学科では、1年生から設計演習に取り組んでいるので、皆さん、この難しい課題にも積極的に取り組みました。

 

 

 

講評会のゲストは大場徹さん、オープンジュリーのゲストは細尾直久さんでした。

 

 

 

 

学生は全員発表。1/50模型とパネルでプレゼンテーションしました。

 

 

 

 

塩崎真波さんの作品。

 

2つの部門をチューブで編み込み、違いに動線は交わらないけど近い距離となり、まちのひとが子供の様子を感じれる提案。

 

 

 

 

西村優さんの作品。

 

保育園自体が遊具となる提案。子供が通り抜けれて楽しめる1mグリッドで構造を計画し、部屋がいろんな高さで配置されています。部屋の周りの空間は、本当に遊具のようです。

 

オープンジュリーの投票では、ゲストや先生の全票を得票しました。

 

 

 

谷明華さんの作品。

 

山の風景を取り込みながら屋根をデザインし、その下で子供たちが楽しめる空間を設計しました。一部、屋根の上にも登れます。形と空間の造詣力がある提案です。

 

 

 

 

テイチョウハンさんの作品。

 

円弧の壁で部屋と部屋が区切られていて、その境界が窓や扉で繋がります。

隣の部屋が違う世界のようです。

 

 

 

 

クホウサンの作品。

 

オランダの構造主義を思わせる、反復の手法によって、子供たちが走り回れる空間を設計しました。

 

 

 

 

岸瑞姫さんの作品。

 

まず大きな樹木を計画し、それを中心とした中庭をとりまく円弧型のヴォリュームで更生しました。そのヴォリュームの隙間にできあがった外部空間は回遊性があり、とても楽しそうな場所が計画されています。

 

講評会では、最優秀賞に選ばれました。

 

 

 

書川さんの作品。

 

卵型の平面形式で、中庭を囲んで子供たちがぐるぐると走り回れる場所を提案しました。

 

 

 

 

荒木玲乃さんの作品。

 

保育園が閉園する夜にも街の人たちが集まってくる広場になる、そんな新しい場所の提案をしました。球状の面がめくれたところから、人々が中に入ってこれます。

 

 

 

 

松下ひなさんの作品。

 

1階の子育て支援部門、2階に保育部門を配置し、2階の床が下がってきているところが、1階からうかがえる提案。とても優しい設計で子供たちも楽しめそうです。

 

 

 

 

オープンジュリーは、講評会での指摘も踏まえて、ブラッシュアップした案を、明窓館でプレゼンテーションしました。

 

 

1、2年生合同で行うオープンジュリー。後輩の1年生も刺激になるとても良い機会でした。

7週間という短い間でしたが、よくがんばりました。

 

夏は、旅行して、建築を訪ねて、本をたくさん読んで、多くのことを経験して吸収してください。

また秋から、がんばりましょう。

 

お疲れ様でした!

 

posted date 2022.08.10
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