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動物の家

その他


今年も京都精華高校美術科の生徒たちと、「動物の家」をつくりました。

まずは、「動物にとっての家とは?」からはじまり、100枚ほどの映像で、日本の住まいの歴史や世界の住まいを紹介しました。

 

個人個人で動物を決め、ロケーションや特長などを考えた後、模型制作を始めます。

 

各自が想定した動物。ユニコーン、キリン、カピパラ、カメレオンなどなど。スケッチを描く生徒もいます。さすが美術科です。

用意した道具類。

用意した材料類。

 

使用する材料選びを楽しみます。秋に集めた紅葉の落ち葉まであります。

 

2時間弱の制作時間で、できました。

スッポンの家。家が鍋になっていて、椎茸、シラタキ、白菜、人参、ネギも入っています。手前に添えられた箸。シュールな家です。

バルサで丁寧に作られました。天窓から落ちてくる光が内部空間を明るく照らしています。

カメレオンの家。らせんのスロープ付き。

「飛び出した板は、なんでこんな形なの?」

「カメレオンだから」

なるほど。。。かな。。。

温泉に入るカピバラのための家。水辺のロケーション。

ダンゴムシの家。滑り台とピタゴラスイッチ的な階段。

キリン2頭の家。階段があるのは、人間との共存でしょう。上部のランダムさが、サバンナの風景に溶け込みそうです。

雲の上の月に住む、ユニコーン。想像力豊かです。

 

最後に一人づつの発表会。どんな動物が住んでいる、どんな家か、説明してもらいました。時間が足らなくて十分な意見交換はできませんでしたが、同級生の作った「家」を楽しみます。

 

ひとつひとつ、全部ちがう家なので、話を聞いていて、見ていて飽きません。個性が強すぎて、そのユニークさに笑うしかない感じです。

 

「変な家」を想像することが、この課題の目的・主旨なので大成功といえるでしょう。

楽しむことができた、と全員が書いてくれた最後の感想を読みました。

遊ぶように考え、表現することの大切さと面白さを経験してくれたことを嬉しく思います。

 

 

ワークショップの一番の冒頭で話したこと。

「これからの時代は美意識を鍛えなければ生きていけない。論理的な思考だけでは解決できない問題ばかりに囲まれて生きていくことになるから。だから、美術を学ぶ意味は大きい。」

 

と、最近読んだ本の内容を紹介して、始めたワークショップでした。

 

これからも自信を持って、美術を学んで欲しいと願います。

posted date 2019.12.20
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