多様化する現在、選択肢が多くなりすぎて方向性を見つける事すら困難になっている

。だからこそ一つの強い軸が必要なのだと思う。迷いがある人にこそ複合的要素を取

り込みながらデザインできる建築を軸にすることをオススメしたい。王道の建築街道

を突っ走るもよし、そこから様々なモノコトを吸収し他の世界に派生していくもよし

。道に悩むよりまず建築を学ぼう。そして造ろう、楽しもう。

京都精華大学卒業。若林広幸建築研究所（1995～2001）等を経て、2006年プレイスラ

ボ１級建築士事務所を設立。建築設計、インテリアデザイン、PMCMを主な活動とし

ている。建築設計の他に日本建築家協会(JIA)や京都精華大学建築学科等でワークショ

ップや講演会、フィールドワークの企画、運営、広報の活動も積極的に行う。JIA-

KYOTO「建築と子供たち」ワークショップを毎年開催（2009～）し子供たちへの建築

教育に携わる。

東日本大震災被災地調査「吉里吉里２丁目生活復元調査」「大槌町面影復興プロジェ

クト(おもかげプロジェクト)」等（2011〜2013）、京都フィールドワーク環境調査

（2011〜2013）等の調査活動にも参画。国際建築家連合(UIA)2011東京大会

「AID40@TOKYO(50年後の建築家たちへ)」プレゼンテーターやJIA九州大会2010「U-

40建築家会議」等に参加。現在、京都精華大学建築学科非常勤講師、JIA近畿支部広報

委員会委員長等。資格：一級建築士、住環境福祉コーディネーター2級。作品：「F-

HOUSE」「La gallega」「やきとりにし野」「H-office Osaka-PJ (PMCM-PJ)」等。