卒業後、日本写真映像専門学校で学び、写真家として独立。同校で教員として勤める傍ら、創作活動を行う。大阪電気通信大学にて写真を講じる。

2007年、文化庁新進芸術家海外留学制度を得て渡仏。研修後もパリで制作を続け、

2009年〜2010年までフランス最大のアーティスト・イン・レジデンスCité internationale des Artsに滞在。ヨーロッパ各地で展示を行う。

2010年 第12回カンヌ国際展覧会「Salon International du Monde de la Culture et des Arts M.C.A.」金賞受賞。

同年,フランス文化国際連盟国際グランドコンクール「Grand Concours International,Fédération Nationale de la Culture Français FNCF」銅賞受賞。

帰国後の代表的な展覧会

2012年9月フランスのPhotofolies en Touraineより招聘企画展「Paysage d’une fenêtre」（Galerie O’zart／トゥール・フランス）、

2013年5月アルファロメオ社・アーティストプロジェクト 「I AM GIULIETTA. THE DRIVE ART」展（青山スパイラルガーデン／東京）、

2013年12月「未来を担う美術家たち DOMANI・明日」展（国立新美術館）、

2014年8月「原点を、永遠に。」展（東京都写真美術館）など。

卒業後、写真を始めて10年程経った頃、写真評論家の故・平木収氏から「その独自の空間性と感覚は、建築を学んでいたことが影響しているのだろう」とお言葉をいただいたことがあります。その時に表現するという行為は体験してきた人生全てを、 一秒たりとも無駄にしないということなのだと思いました。精華大学で建築を学び身につけたことは今後も写真表現を通し、私の中に生き続けていくことでしょ う。